Olympic KONDO / Reports & Results
第2日目 決勝 Photo
ピット作業に手間取り、
厳しいレース展開を強いられる。
日付 2002年10月20日
天候 曇り
気温 16.9℃(正午現在)
開催地 栃木県芳賀郡茂木町・ツインリンクもてぎ
路面状況 ドライ
レースレポート
Photo  スタートを前に、厚い雲がサーキット上空を覆い、いつ雨が落ちてきてもおかしくない状態だったが、45周の間に雨が降ることはなかった。
 オープニングラップでタイヤ交換を行ったのは、金石勝智選手。だが、タイヤ交換に手間取り、やや出遅れて17番手から追い上げることに。一方、ピットインのタイミングを1周ずらして2周目にピットインしたのが荒聖治選手。絶妙のタイミングでピットに滑り込んできたが、またもタイヤ交換でタイムロス。ポジションを14番手まで大きく落とし、後方からの追い上げを強いられる。その後、荒選手は前方のクルマとの差を詰め始めたが、相手もペースを上げ、なかなか思うように攻防戦へと持ち込めない。マシンが軽くなってきた中盤以降もベストタイムを塗り替えながら周回を重ねたが、逆転には至らず、11位でレースを終えた。また、粘りの走行を続けていた金石選手は、後半に入って周回ごとにベストタイムを更新。14位でチェッカーを受けている。
Photo
近藤監督のコメント
 もてぎはパッシングが難しく、それだけ予選や決勝でのピット作業が重要な意味を持つということはみんなよく知っているはずなのに、その決勝で当たり前のことができず、ミスが出てしまいました。ふたりのドライバーは最後まで一生懸命走っていたのに、申し訳ないと思います。失敗は失敗と認め、最後の鈴鹿ではノーミスでいい仕事をしてもらい、ドライバーにひとつでも上のポジションでチェッカーを受けてもらいたいと思います。 Photo
3号車
荒選手のコメント
 スタートは普通でした。ピットインのタイミングは完璧だったのですが、タイヤ交換に時間を取られ、コース上をたくさんのクルマが通過していくのがわかり、悔しい思いでいっぱいでした。その後は、前のクルマを懸命に追ったのですが、差が詰まっても、もてぎのコースということもあり、逆転するまでにはいきませんでした。今回は、落ち着いてレースを迎えることができたので、最終戦こそ、結果を出したいと思います。 Photo
チーフエンジニアのコメント
 今日は失ったものが大きすぎますね。大半のクルマがオープニングラップでピットインしたので、その間、荒にプッシュさせて翌周にピットインさせました。作戦的には大当たりだったのですが、タイヤ交換でミスが出てしまった。レースで1番やってはいけないことをやってしまったので、今日のレースはそれがすべてだったと言えるでしょう。 Photo
4号車
金石選手のコメント
 スタートではホイルスピンしてしまいました。無線を聞いてピットに戻ってきたのですが、大きく出遅れてしまいました。後はひたすら前を見て走るだけでしたね。残念な結果となりましたが、次の最終戦で、とにかく頑張るだけです。 Photo
チーフエンジニアのコメント
 ピットインは予定どおりに行ったのですが、作業で失敗してしまいました。もう少し前のポジションでコースインしていれば、また状況も変わったかもしれません。今回は、土曜日からいい流れで作業を進めることはできたのですが、まだまだトップグループとのタイム差は大きいので、この差を少しでも詰めることができるよう、最終戦に向けて準備をしたいと思います。 Photo
リザルト
 決勝結果
Pos. No. DRIVER TEAM LAP RACE TIME BEST LAP TIME
1 31 R・ファーマン PIAA NAKAJIMA RACING 45 1:13'18.262 1'35.985
2 55 脇阪 寿一 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 45 1:13'19.732 1'35.591
3 1 本山  哲 XBOX TEAM IMPUL 45 1:13'45.403 1'36.777
4 32 松田 次生 PIAA NAKAJIMA RACING 45 1:13'52.330 1'36.619
5 7 D・シュワガー Team Le Mans 45 1:13'55.432 1'36.916
6 8 土屋 武士 Team Le Mans 45 1:13'55.935 1'36.416
11 3 荒  聖治 Olympic KONDO Racing Team 45 1:14'18.428 1'37.022
14 4 金石 勝智 Olympic KONDO Racing Team 45 1:14'51.409 1'37.558
 Fastest Lap
DRIVER TEAM LAP TIME
脇阪 寿一 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 1'35.591
フリー走行
 ウェット宣言のもと、午前9時30分からフリー走行がスタート。Olympic KONDOレーシングチームの荒聖治、金石勝智両選手共、インターミディエイトタイヤを装着し、コースへと向った。3周目、2番手のタイムをマークした荒選手は、その翌周にピットイン。金石選手も同じタイミングでピットに戻り、調整や確認を行う。その後、時間の経過とともにコースコンディションも向上。再度走行を始めた両選手もベストタイムを更新しながら周回を重ねた。2度目のピットインは、残り時間10分を切ってから。荒選手はタイヤ交換のシミュレーションを兼ねてピット前でスリックタイヤに交換。すぐにコースインせずに、暫しピットで待機する。一方の金石選手はマシンをピットに戻し、細部の確認を行ってからレインタイヤを装着。チェッカーまで残り5分となって、2台がピットを離れた。終盤、コース上に雨は残っていないものの、場所によってはスリックでの走行が厳しい状態。続けてインターミディを装着していた他のマシンがタイムアップしたため、荒選手は12番手、金石選手は13番手でフリー走行を終えることとなった。
レース直前レポート
■近藤監督のコメント
 決勝では、まだ路面が濡れている状態で、スリックを装着する可能性もあるので、荒には最後に装着してもらいました。インターミディをあれ以上履いていても変わらないと思ったので。タイム的には問題はないと思います。金石のほうは、レインタイヤでの状態を見たい、と希望があったので、走ってもらいました。今日のような天候では、チームの作戦に左右される部分もあると思いますが、レースが始まればドライバーがいかにその状況に対応できるかがすべてになるので、集中力を切らさず頑張ってもらいたいですね。

■荒選手のコメント
 走り始めの路面が悪く、滑りやすい状態でしたが、マシンのバランスはいい状態で、序盤にいいタイムが出ました。今日は、ドライになる可能性もあるので、最後にスリックを履いて走ったのですが、コーナーによってずいぶんとコンディションが異なりましたね。決勝はチャンスがあると思うので、いいところを狙っていけると思います。

■3号車チーフエンジニアのコメント
 路面状況がどんどん変化したので、周りとは比較しにくい状態ですが、タイムの出方もいいし、あとはタイヤを壊さないようにバランスを見ながら走ってもらいました。どういう天候になっても対応できる選択肢を用意できたので、いいマシンコンディションで出走できると思います。

■金石選手のコメント
 インターミディを履いた状態は、まずまずというところでしょうか。最後にレインタイヤを装着したのは、色々と確認したかったからです。今日はすべて天候次第になると思うので、あとはそれに合わせて走るだけです。不安定な状態になれば、より有利になるかもしれません。

■4号車チーフエンジニアのコメント
 ウェットコンディションで、どのくらいタイムが出るのか、確認作業を行いました。雨になることを想定し、色々とチェックしましたが、どういうコンディションになっても、金石は冷静に走ってくれるので、安心しています。

footer